横行する悪質な業者の手口について
探偵事務所を選ぶときに必要なのは、比較をおこなうための相場を理解することですが、相場だけを知っていれば良いというわけではありません。
これまで紹介してきたように、悪質な業務をおこなう探偵事務所は巧妙な手口でさも、優良な探偵事務所であるかのように振る舞います。
依頼をする前に気が付くことが出来ないその手口について、契約段階で気が付けば防ぐことが出来る悪質な契約内容について紹介します。
探偵業界で横行している悪質な業務の手口としては2つあります。
・追加料金の請求
見積もりでは説明を受けていない料金が追加され、調査を行った後になって高額な費用を請求する手口です。
契約書に明記されていない費用であれば支払いを拒否することが出来ますが、契約書に書かれていた場合には正当な報酬、または依頼者が納得した上で契約したものとされることがあるので注意が必要です。
・水増し請求
調査時間、調査員の人数、調査で使用する機材や交通費など、契約書には細かい料金の設定をおこない合計金額を明記していますが、調査時間や調査員の人数などを実際の調査では少ない時間と人員で調査をおこない、その上で契約書に書かれた金額を請求する場合があります。
コレを防ぐには、契約書の内容をシッカリ確認した上で、調査を指定した時間で調査員の数も正しくおこなっているか調査を行う日に確認してもらうしかありません。
これら2つの手口は依頼者が探偵業界の事情、契約内容に疎く、知識不足を逆手に取った手口で大変悪質なものです。
契約を結ぶ場合には、シッカリと探偵側からの事前説明を受けて、その場で直ぐに契約をするのではなく、いったん冷静に考え契約内容の確認をしてから、本契約を結ぶようにしましょう。